【新人スタッフ iによるジャンクギター再生ブログ】

 

皆さんこんにちは!新人スタッフIです

本日も前回に引き続きジャンクギターの修理の記録を残していこうと思います!


前回までの前回までの進捗状況と言いますと

ココ!

ゴールドパーツの清掃(ピックガードを磨く)
鼈甲ピックガードを注文!

です!全然進んでない!

しかも前回の最後になりますが、鼈甲PG
ミリインチ 間違えました!

 

皆さん注文する際はお気をつけください

HOSCOのSC-3TPの鼈甲柄がキレーだったので、私、
舞い上がっちゃいまして…
↓↓↓

…ねっ?(´◉◞౪◟◉)

なにはともあれ、もう出荷もされちゃってましたので
そのまま使う方向で考えることにしました

高松店に届くまでは数週間必要とのことだったので、
とりあえず別の作業をやってみることにしました!

 

【♯2ボディ研磨】


今度はボディの研磨をしてみます。

本来この作業は必要ないのですが、このギターはオイルフィニッシュでしたので
経年か元々なのかは不明ですが、表面がかなりザラついて、気泡のようになっていました


オイルフィニッシュだとこうなるんでしょうか…
通常の塗装と違って下地のシーラーもトップコートも吹いていないようなので
直接サンディングペーパーで研磨してみました。(↑画像)

オイル塗装とはいえ荒めに削るのは怖かったので、大きめの番台で
♯400→♯600→♯800→♯1000の順番に軽めにサンディング

表面のザラザラ感だけ、キレイに落とせました。
光沢もでてきていい感じです

【♯3 金属パーツ磨き】


続いて細かいパーツの洗浄に入りました。
トレモロユニットを解体して清掃→研磨です

真鍮ではないと思いますが、比較的メッキの層が厚かったのか
前回のクリーニングポリッシュ↓ではなくコンパウンド(金属磨き)を使用

 

それがこちらのSimichrome Polish
スタッフIのイチオシコンパウンドです。
他のコンパウンドに比べて粘度が低く、サラっとした仕上がりになるので
サッと表面を磨きたいときはコレを使ってます

頑固な汚れにはもっと硬いやつ使ったりもしますが、研磨剤は
表面を削っているのでなるべく適度で済ませたいです


高松店の店頭にもこれ含め数種類コンパウンド置いてます
(一応アマゾンのリンクも貼っておきます)

フレットも同じコンパウンドで磨いてみました

結構キレイでした。フレット
錆びてはいたんですが表面だけの汚れだったので軽めのコンパウンドでキレイになりました。

フレットを磨く際にあるといいものが

・フレット磨きプレート
もしくは
・マスキングテープ

これがフレット磨きプレートです

キョーリツコーポレーションさんから出てます
フレットの両端を金属プレートが挟んでくれるので、
はみでた研磨剤などがフレットに付きにくい!というスグレモノです

要はフレットに余分な研磨剤が付かなければいいので
左のようにマスキングテープで貼ってあげてもいいですし
右のようにプレートを使っても大丈夫です

ただマスキングテープは粘着力が強いと、フレットの塗装やらと一緒に
ベリッといくことがあるので、粘着力の低いやつ もしくは 手でペタペタして
ある程度粘着力を落としてから使うと◎!

ペグもクルーソンタイプに交換してみました
純正のペグはかなりガタがきていたので、ついでに雰囲気を変えて
Fender指向でいこうかなと。思ってます

今回はこんな感じでしょうか!
本体のおおまかなところは清掃・調整が完了しましたので

次回、
・ミリインチを間違えたピックガードの到着
粉吹きまくりの電装系
センターズレまくりの本体

この辺りから続きを記載していければと思います!
くしゃくしゃですね…笑