こんにちは！楽器堂オーパス イオンモール高松店 ＬＭ販売担当イチマルです
本日高松店にエレハモから新作ビックマフが到着しましたので、
最速レビュー目指して記事を書いております！
それがこちら！
Ram’s Head Big Muff Pi ！！
1970年代ビックマフ第二世代ともいわれるラムズヘッドが
nanoサイズになって復刻しました！
いわゆるラムズヘッドの由来にもなった女の子のデザインが
右下に描かれています。
筐体はアルミ削り出しではなく、薄い塗装が施されています
従来の武骨な感じも大好きなのですが、薄い塗装でシックに仕上げた感じもまた
復刻を感じさせ、とてもいいです。
ビッグマフの変遷については追々書くとして
早速筐体のレビューに参りたいと思います！！
製品レビュー
結論から言いますと
【痩せない・歪む・使い易い！！】
です
なんとなく『復刻』という言葉に対して若干の
結局本家が一番、みたいなマイナスイメージを持つことが多いのですが
復刻、大成功なのではないでしょうか
ラムズヘッドの再現度というよりは、純粋にビッグマフの評価として
高い点数をあげていいのではないかと思います。
先程の痩せない・歪む・使い易い。に関してですが
まず
・マフ特有の音が遠のくイメージが無い
です。
『ビッグマフって一人で弾くと気持ちいいんだけど、バンドサウンドに入ると輪郭がなくて埋もれちゃう』
なんてイメージを払拭するぐらい前面に出てきます。
マフというかもう、超優秀なファズなのではないでしょうか。
次に
・原音にゲインが乗って歪む
と感じました。
これはマフが埋もれる原因の一つでもあると思うのですが、
踏んだ時にエフェクターの音になりすぎて、輪郭と芯が無くなってしまう。
その結果として埋もれてしまう、っていう事が起こりがちなのですが
これは原音の輪郭と芯の部分を残しつつビッグマフの音になってくれるので
太いビッグマフを作ることを可能としています。
最後に
・トーンはタイトに、ゲインは緩やかにＥＱが効く
ここがすごく印象的でした。
歪みの質は基本的には固定されており、ジャリっとした部分を
どの程度出すかを緩やかに決める感じでした
大してトーンはツマミの動きに合わせてタイトに音が変わるので
ここがこのペダルの音作りの肝です。
体感的に『もうちょっとタイトに』とか『もうちょっとロー感強めに』
といった自分の感覚についてきてくれるので非常に優秀に感じました。
残念なポイントと総評
ここまでかなりべた褒めですが、正直残念なポイントもいくつかあります
抜けが良く太いサウンドになっている反面、
マフサウンドであるローのボワっとした部分も若干カットされているように
感じました。
マフサウンドが好きな人からすれば
すこしファズよりに聞こえてしまうかもしれません
前述した『超優秀なファズ』という言葉は
そういった部分を表しての言葉でもあります
が！
そういった部分を差し引いても、歪みとして、ラムズヘッドとして
とても優秀であると感じました
従来品とくらべても圧倒的な重厚感・コンパクトで近代的な筐体
とても魅力的です
楽器堂オーパスイオンモール高松店では
本日より店頭にてお試しいただけますので、是非ご来店ください
お待ちしております！
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